公立高校 出願。
昨日、ムスメはかねてからの志望校に出願した。
同じ中学からの出願者は、7人。
うち6人が同じ塾に通う子たち。
ちなみにトップ校:A高校への出願者はゼロ。2番手のB高校への出願者は8人。全員がムスメと同じ塾の子たち。
もはや、公立上位校を受験するにはこの塾を通る道しかないのか、という寡占状態だ。
なかには学校からも塾からも厳しいことを言われ、背水の陣で臨む子もいる。
ムスメはというと、学校からも塾からも問題なしと言ってもらってはいるものの、逆にそのことがプレッシャーになっているところもあるのでは、と思う。
入試なんて、蓋を開けてみないことにはわからないのだ。100%の揺るぎない学力でも身につけていない限り、出題内容による運にも左右されるだろう。
最後の模試の結果も「なんの不安解消材料にもならない」と言う。ハハもまったくもって同感だ。
ここにきて顔つきが変わり、人が変わったように勉強している。ちょっと遅いのだが(苦笑)
公立高校の出願は、来週火曜で締め切られる。月曜終了時点での中間状況が火曜の朝刊に載るはずだ。
人気の学校なので、例年通りだと1.5倍前後の倍率になるだろう。
倍率も気になるが、それよりなによりムスメ本人がどこまで追い込めるか。
自室に閉じこもって勉強するようになり、数学のわからないところもハハではなく塾の先生を頼るようになり、勉強の進捗状況はさっぱりわからなくなった……
もとい、独り立ちしたのだ。
親バカではあるが、公立高校へ進学しても私立高校へ進学しても、モチベーションさえ維持できれば、この子には道は開けている。
小うるさいハハから少し手が離れ、頼もしく見えるようになってきたムスメを見ながら、そんなことを考えている。