ムスメとハハの365日ニッキ

2018年 高校受験を迎えるムスメとそのハハのニッキ。

都道府県の統一テスト的な。

1月に受けた、都道府県の統一テスト的なものの結果が返却された。

 

このテスト、1・2年生においては、結果次第でその学年の評定が是正される。その評定に見合っていない点数を取った場合にその教科の評定を上げたり下げたりするというものであるが、そもそも評定が変わる生徒の割合はほんの数パーセントだとかで、正直気にもかけていなかった。

 

のだが。

どうやら、その数パーセントに入ってしまったっぽい。

 

国語。どうにも定期テストで点が取れず、1学期も2学期もそこそこの評価に甘んじていた。学年末テストもそれなりの点数だったので、これは1・2学期の評定のまま学年評定確定だろうな、と諦めきっていた教科。

塾の模試の偏差値もさほど悪くなく、1年生のときには学校の学力テストで学年トップを取ったこともあるんだけど?

…ま、平常の努力不足というしかないか。

 

その国語でミラクルヒットを打ち、評定が上がることになるようだ。想定外!!

 

 

それにしてもこのテストの制度には、どうにも理解し難いものがある。

そもそも評定は、定期テスト・学力テスト・提出物・授業態度などを勘案して絶対評価で決定するものであるのに、このテストの結果次第ではそれらすべてがリセットされて評定が変わってしまう ということがあり得るのだ。今回のムスメの国語だって、仮にこの一年のペーパーテストがオール0点で提出物は一切出さず授業中寝続けていたとしても、テストの結果による評定に置き換えられていた、ということになる。正気か???

 

まったく腑に落ちないシステムではあるが、今回は貴重な評定=内申点を1ポイント稼いだわけで、それはもう有難くいただいておく。

勉強ができる子、運動が得意な子。

今日はムスメの中学校の卒業式。

昨晩、塾から帰宅したあと、夜半過ぎまでかかって部活の先輩に宛てた手紙をしたためていた模様。

(計画性のないタイプだから、なにかにつけこうなりがちなムスメ)

 

そういえば先日、練習試合で他校に行ったときのこと、入試を終えた先輩ひとりが会場にやってきて、高校での部活に向け試合のスコアカードつける練習をしていたらしい。中学校の部活では顧問の先生や指導者が対応するらしいが、高校からは生徒自身がやるんだって。

この先輩、入試が終わったあとすぐさま中学校に戻り、後輩たちと一緒にランニングを再開したらしく… 驚くほどの熱意である。

 

ちなみに公立入試の合否はまだ出ていないが、この先輩から現3年生の受験校を聞いたとのこと。

3年生の元部員は10人。うちトップクラスの公立に1人、上位クラスの公立に5人。結果はさておき、半分以上の子たちが上位クラス以上の高校を受験している、という状況。

 

ムスメの部活は、女子では最もハードといわれる運動部である。たぶん練習量では他の部活とは比較にならないような量をこなしていると思う。その部活に入部すると聞いたときは、ぶっちゃけ なんでそこまで?! というのが本心だった。

 

ふと遥か昔、自分自身が中学生だった頃を振り返ると、『勉強ができる子』という集合と『運動が得意な子』という集合は比較的独立していて、その交わりの部分は大きくなかった印象である。

ところが最近の様子をみていると、『勉強も運動もできる子』というカテゴリが存在していて、しかもそれが結構な人数、いる。むしろ どちらか一方 より多いのかも?

学年でトップクラスの成績を取っている子が運動部のキャプテン、というケースも多い。

 

これも格差社会の一端なのか… と、ふと考えるわたし。

『勉強も運動もできる子』というのは、幼い頃から学習面でも運動面でもいろんなことにトライできる環境にいて、結果こうなっているのではないかと。

 

 

入試までも一年を切ったが、中学卒業までもあと一年となった。

来年の今頃、どういう状況でどういう心境にあるのか想像が難しいが、結果どうあれ『やり尽くしたから悔いはない』と本人が思えるような状況であってくれることを切に願っている。

通塾 4.5回/週。

ムスメは中1の夏期講習から、地元最大手の進学塾に通っている。

 

学校に先行して2月から中3のカリキュラムに入り、と同時に受講科目をフルの5科目に増やしたため、平日のレギュラーの通塾だけでも週4回(7コマ)となった。

プラス、日曜は月2回ほど、難関私立/上位公立高を目指す選抜クラスの授業がある。こちらは通常のカリキュラムとは別に、受験に向けてのテクニックを習得する場として設定されているように思う。

 

すなわち、週4.5回ほど通塾することになる。

本人の負担も経済的負担もなかなかのものであるが。

そして、『そこまで要る?』という葛藤とは、常に背中合わせ。

 

 

中学入学当初は、公立高校を目指すための進学塾の必要性が理解できず、最初の一学期は様子を見ていた。

やはりこれは必要か、という判断に行き着いたからいまの通塾生活があるのだが。

 

受験システムそのものの問題もあるし、一方でその子の性格や学習意欲・姿勢によるところもあると思う。ムスメのような怠惰な性格の場合はある程度それをグリップするものはあった方がいいと考えている。

 

 

昨日もその日曜授業のある日で、塾の前で彼女をピックアップしたのは22時過ぎてのことだった。過酷。

 

今日からまた学校だというのに、23時半の時点でスマホ片手にリビングのソファーで寝っ転がってた。

受験のカゲはチラついてきているものの、まだまだ緩いよ。

 

あと、364日。

あと、365日。

不安しかない。

 

 

先週、地元の公立高校で一般入試が行われ、翌朝、入試問題が新聞の地方面に掲載された。

 

昨年、ムスメが中1になったということもあり、もう何年、いや何十年か振りに、入試問題を見てみた。

自分が中学生だった頃と比較にならないほど難易度を増した問題に驚きつつも、中3になればこんなのもある程度解けるようになってるのか、くらいに思ったものだったが…

 

あれから、1年。

この入試問題に、まったく近付いている気がしないのだが!!!

 

 

今日は2017年3月12日で、

来年の公立高校一般入試は2018年3月12日だそう。

 

あと、365日。

ムスメは朝っぱらから部活の練習試合に出掛けていきましたとさ…