ムスメとハハの365日ニッキ

2018年 高校受験を迎えるムスメとそのハハのニッキ。

テスト返却/評定の話。

中間テストが終わった金曜の夜、21時半ころにムスメの中学校の近くを通りかかると、職員室の灯りがくっきりと浮かび上がっていた。
ムスメの塾の迎えに行く途中のことだった。中学生も忙しいが、先生方も休む間なしだ。

昨日土曜は学校行事のため登校日だったのだが、驚いたことに理科のテストが各クラスで返却し始められた。理科は初日だったが、それにしても間一日で採点してチェックして点数データを作って… 本当に頭が下がる。

ムスメのクラスでは、理科B*1 のみが返却された。結果、25点(満点)。
理科Bは問題用紙と解答用紙がセットになっていたので、返却されて初めて問題を見たが、物体の運動の概念や等速直線運動の基本的問題と、速度計算(小学校の復習)問題の構成で、満点多発しているものと思われる。


昨日は保護者対象の行事で、そのなかで昨年度の3年生の大まかな進学先について、また今年度の評定に関する簡単な説明があった。

進学先については、
・公立高校、私立高校、高専専修学校などへの学校種別ごとの進学人数
・公立高校、私立高校について、進学人数が多い順に学校名提示(主な学校のみ)
といった内容だった。

大半の生徒は公立高校か私立高校に進学しているが、人数としては公立高校の方が若干多い程度。そして私立高校への進学者のうち専願合格・併願合格はおよそ半々。
このあたりでは私立と私立の併願パターンはほぼないため、結果公立高校受験者のうち30%程度は公立高校不合格となり私立高校に進学しているということに。

これは都道府県内の平均より公立高校不合格者が相当多いということらしく、かつここ数年ずっとこの傾向は続いているとのこと。
学校としての見立ては
『学力に見合った受験校より、本人の意思を尊重して受験校を決定しているケースが多い』
ということだ。それも真であろうが、ハハにはそれがすべてとは思えない部分もある。

やはり評定基準が厳しい部類で、学力に見合った内申点が取れていないケースも多いからではなかろうか。公立高校の場合は合否を決める得点の3〜7割は内申点によるものなのだ*2

実際そのあと、評定基準の見直しについても説明があった。
過日の家庭訪問の際に伺っていたのと大まかには同じであるが、教科によって基準を変えていたりして、評定=内申点の付け方に苦慮されている様子は手に取るようにわかる。
ただ、なぜそのような見直しが行われることになったのかは、一切説明なし。それを言ってしまうと昨年度の評定を否定せざるを得ないことにもなりかねないため、なかなか難しいのだろうが。
細かい資料はこどもを通じて配布するらしいので、また改めて確認したいと思う。

また、中3の評定に関しては、中3で受ける都道府県の統一テストの結果により、各学校でつけて良い評定の範囲が定められる。テストの都道府県平均と学校平均との対比により決まるのだ。
この結果で学校平均が都道府県平均と乖離する場合、2学期以降の評定基準を見直す可能性があるとのこと。例えば現時点で評定5を85点以上、4を70点以上、としている教科は、テストの結果が良ければ5は80点以上、4は65点以上、などとなり得るし、逆もあるということだ。

評定基準がわからない状態で定期テストや学力テストを受けることになるのか。
そしてこれってもはや絶対評価とは言い切れない評価方法のような??


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*1:中3物理分野

*2:高校によって違う