ムスメとハハの365日ニッキ

2018年 高校受験を迎えるムスメとそのハハのニッキ。

いよいよ中3、此の期に及んで惑わされるハハ。

新年度。

いよいよ、中3。

 

今日からは学校と塾の勉強に加え、プラスアルファの家庭学習を要求することにした。当面は部活もあるのであくまでも毎日少しずつ。

6月の第1回学力テストまでの期間は、苦手教科の復習と基礎固めをメインに考え、理科の要点集を毎日一単元読み進めることと、社会は基本のワークをやることでどう? と提案した。本人はイエスともノーとも言わなかったが、その必要性はわかっていることだろうと思う。

 

ついでに小6になる弟の方には、これまた苦手の漢字の克服を1年かけて取り組ませることにした。

 

 

そんな中、ムスメがポロッと塾のBクラス(上位クラス、仮称)について話をし始めたので、なんでまた? と聞いてみたところ、つい数日前に塾長から『本当にBクラスに行く気はないのか、いまなら頑張れば間に合うけど?』と声を掛けられたというのだ。

 

ムスメの校舎では、今春人事異動で塾長が交代になった。これまでお世話になった塾長は他校舎の塾長に。ムスメの校舎では半年ほど前に他の校舎から転勤してきた先生が塾長に昇格した。この先生、いかにもやり手で、以前に勤務していた校舎(比較的大規模)では副塾長を務めていたらしく、もしかしたら塾長交代見据えてじゃないの? などと、同じ塾にこどもを通わせるママ友と噂していたのだが、まさにその通りとなった。

 

で、この前任の塾長と後任の塾長とで、ムスメのクラス移動問題で意見が分かれ、親としては余計に悩まされることになったのだが。

前任の塾長は、極力上位クラスに移るべきだという考えだった。より成績の伸びが期待できるからということだったが、そう言うわりにはあまり積極的に誘導することはなく… 熱意がないというわけではないが、比較的淡白なタイプの先生だった感じを受けている。

一方、後任の塾長は、後から合流するときのハードルの高さをしきりに唱えており、志望校がトップ校である場合を除いては、トップクラス校なら一般クラスでも十分対応できるからと、クラス移動を後押しすることはなかったのだ。

最終的に中3のカリキュラムに入るときに、この後任の塾長に相談を持ちかけたのだが、前述のとおりの意見であったことで、親としてもCクラスのままいくということでいったん考えを着地させたつもり… だったのだが。

 

なのに、新年度という本当にギリギリのこのタイミングで『いまなら頑張れば…』とムスメ本人に声を掛けてきた意図は何なんだろう?

親はそのひとことでまた惑わされるのだが??

 

ま、本人、「行くつもりはありません」と即答したらしいが。。

 

ムスメがいうところの志望校は、おそらくCクラス(の上位)からの合格者が多いのだと思う。Bクラスからの合格者もいるだろうが。

偏差値的にもうワンランク志望校を上げると、これが逆転してCクラスからの合格者は少なくなり、Bクラスだけでなくその上のAクラスからの合格者も混じるようになる。

…という微妙なラインではあるものの、現在の志望校狙いであれば、無理をさせなくても良いような。

 

ところが春期講習の学習内容を見ていると、英語や数学は正直ムスメにはかなり余裕があり、ちょっと勿体ない気がする。

 

はーー、もう気持ちを固めたはずなのに。

文武別道。

春のセンバツ高校野球

決勝は、大阪桐蔭高校履正社高校の大阪対決になった。

 

聞くところによると、両校とも野球のみならず進学実績でも成果をあげているらしく、最近はこういう私立高校が増えているそう。コース分けをして学業に力を入れる生徒とスポーツなどの部活に力を入れる生徒と初めから住み分けをしているというのだ。『文武別道』というらしい。

 

まだまだぼんやりとだが、公立高校志望のムスメの併願私立校を考えてみると、公立高校のように伸び伸びと部活をさせてやれる学校はあまり見当たらない。いわゆる上位校の中でそういった学校を見つけるのはなかなか困難だ。

また、内申点でビハインド状態になっていることから、内申点がダイレクトに合否に反映されない私立専願という選択もあるのだが… 同じ理由でココという学校がない。

 

比較的自由な校風の学校が多い公立高校へ進学すると、無論自律が求められる。学習面だけを考えると厳しく指導してくれる私立のメリットもあるのだが、本人はそれを望んでいないし、親としても極力本人の希望に沿った進路をと思う。

中学生活を見ていても部活のおかげで充実度が上昇していることは明らかだし、それを取り上げて勉強勉強というのが必ずしも良いとも思えないのだ。

 

比較的ゆとりのある学校生活を送れる私立高校があるとすれば、大学の付属校や系列校だろう。平素の学習を疎かにしなければ内部進学が可能な学校。

例えば東京近郊のように多くの大学とその付属校系列校が存在する環境であればそれもアリなのだが、如何せんそこまでの選択肢が当地方にはない。

 

そういった現実も考えつつ、いよいよ中3進級だ。

今日は春期講習で苦手な社会の授業を受けている。特に苦手な地理。少しでも身についてくれるといいが。

進学先と通学手段。

ムスメの自転車がとうとう乗れなくなった。

パンクしているわけではなさそうだが、空気を入れてもすぐ減ってしまう。素人目にはタイヤの寿命という感じ。タイヤ交換するとそれなりかかるんだろうし、なにしろこの自転車、8年モノ。ムスメの小学校入学時、ちょうどひとりでコマなし自転車に乗り始めた頃、併走するため&学校行事に参加する際に自転車があった方が便利なため、親用に購入したものだった。さすがにもう暇を出しても良いか…

 

通常のシティサイクルへの買い替えならもっと気軽だったのだが、ムスメが要求してきたのは電動自転車。

確かに部活の試合で多少遠方の会場まで自転車で行く機会もあり、そもそも自宅周辺は丘陵地で坂が多いのだが。けれど日常生活はシティサイクルでやりくりできないわけでもない。実際いままでそうしてきたのだし。

小学生の弟の自転車を共有させながら、わたしはしばらく思案していた。

 

うーーん。

ここまで耐えたのだから、あと一年だけ持ち堪えてくれたら良かったのに。

 

というのも、進学する高校によってはいよいよ電動自転車が活躍することになる。現時点でムスメが志望校としている公立高校がまさにそのパターン。公共交通機関を使うより自転車通学の方が効率的なのだ。

が、併願校として想定される私立高校をいくつか思い浮かべてみても、偏差値的にその上下にあたる公立高校を思い浮かべてみても、おそらく自転車通学となる高校は、ない。電動であっても毎日自転車通学するには遠すぎる。

 

これはもしかしたらその志望校と縁があるのかも、と無理矢理こじつけ、結局電動自転車を購入した。そうとでも思わないとおいそれと買えるようなカワイイお値段でもないので。

 

さてさて、ハハの想定通りその学校と縁があるのか。せいぜい頑張ってと願う限り。

もちろん良い方向に想定が外れる分には、一向に構わないのだが。

評定の話:たった一回のテストが命取り。

数学の学年評定に納得がいかない件。

放っておいても教科担当からは返事が来そうにもないので、担任の先生を通して話をした。この手の話のときはひとりの先生と一対一の会話にならないように、ということも踏まえ。

 

結局は教科担当から回答があったのだが、それはもう残酷な結果だった。

 

 

1学期の評点(100点満点)+2学期の評点(100点満点)+3学期の評点(100点満点)=学年の評点(300点満点)

 

学年の評点が90%(270点)以上 ⇒ 学年評定5

学年の評点が70%(210点)以上 ⇒ 学年評定4

・・・・・

 

というシステムで、ムスメの評点はとある評定の上限の点数。すなわちひとつ上の評定に1点だけ足りなかった、ということだった。

 

各学期の100点満点の評点は、数学の場合、テストが70点+その他平常点が30点。

1学期のテストは中間テストと期末テストの2回だから、実質各テストに掛かる評点は35点。2学期のテストは中間テストと期末テストと学力テストの3回だから、実質各テストに掛かる評点は約23点。3学期のテストは学年末テストの1回だから、、この学年末テストに掛かる評点は70点!!

 

すなわち、絶対落としてはいけないテストでコケたというわけ。1〜3学期の各平常点にはほぼ失点はなかったらしいから(各学期の評点を教えてもらったが、確かにその通りだ)。

 

同じ定期テストなのにウエイトがここまで違うっておかしくないか? とまでは言わなかったけど、それらしきことをほのめかしたら「現在の当校のシステムだと…そうなります」と若干モゴモゴ仰ってたが。

 

嗚呼、あと1点。

四捨五入でなんとかならんのかよ!と叫びたくもなったが、昨今の成績処理はコンピュータで行われてるらしいから、それもないな。

 

でも本番の入試では、それこそその1点が命取りになるということもあるのだ。とにかくただの一度のテストも提出物も小テストも授業態度も気を抜いてはいけない。3年生はテストが学期に一度だけというパターンはないので(学力テストが増えるから)今回のような落とし穴はなかろうが、毎回真剣勝負で臨む必要があることは間違いない。

今日は息抜き。

ムスメ、今日は珍しく部活もサボり、おともだちと洋楽ポップのフェスに出掛けていった。

今年は旅行の予定もないし、もしかしたら受験まで一日中遊びまくるのはこれが最後かも。そもそも部活でほぼ休みなしだし、引退は8月初の予定なので、それ以降はさすがに…

 

塾からは春休み終わりに理科の中1・2の履修範囲の基本的事項のチェックテストをすると予告されており、昨日はそれに向けての課題をやっていた。もともと勤勉なタイプではなく、この手のはパラパラテキストをめくってほぼぶっつけでテストを受けて場合によっては居残り補習になるか、課題を答え丸写しでとりあえずこなしておいて場合によっては居残り補習になるか、というのが常だったが、少しは真面目に取り組まないと、という意識が芽生えてきているのかもしれない。

今日は家庭学習も休みにして、また明日から頑張ってくれることに期待しよう。

 

学年評定の件はさすがにダメージが大きかったし、本人ももちろんそれは同じだろうが、中3の評定を上げることと当日点が取れる実力をつけていくほかない。

ムスメとまだ突き詰めて話してはいないが、親としては志望校を偏差値的に下げるつもりはないので、とにかくそこを目指して努力を重ねるだけだ。

中2評定、大苦戦。

昨晩は旧友たちと呑んだくれていたためアップしなかったが、ムスメは修了式で通知表を持ち帰っていた。

 

通知表の学年評定はそのまま公立高校入試の際の内申点として反映される。中1:中2:中3=1:1:3 の割合で反映されるので、2年までの評定の入試への影響はさほど大きいものではないとはいえ、今後の努力では変えようのない数字となる。

 

ムスメは真面目な優等生ではなく、生意気に映るところがあるような子で、しかも定期テストの勉強もどこか甘い部分があったりで、1年のときから評定では苦戦していた。

かつ、どうやらムスメの中学の評定、厳しい。中3になると都道府県の統一テストの結果に基づき学校毎に付けて良い評定の範囲が決められるが、中1・2では全体としてのそういった基準がなく、塾の先生に言わせても他校の話を聞いてみてもやはり厳しい評定が付けられているとしか思えない。しかも傾向として5段階の1〜5に比較的満遍なく評定を割り振っているのではなく、極力2〜4に集中するような付け方をしている印象だ。例えば、評価対象を点数化して80点以上を評定5にしている学校が多いのに対し、ムスメの中学は90点以上取らないと5は付かない。結果、1が付く生徒は多くない代わりに、5が付く生徒もかなり限られた人数になってくる。度数分布を見ていても、全体の5%に満たない人数にしか5を付けていない教科が複数ある。

 

というわけで、ムスメのような “そこそこ上位” の子たちは苦戦している。“そこそこ上位” の子が受験するような公立高校だと、満点の評定(評定5×9教科=45点)で受験してくるような子もいるというのに。

いまのところムスメが仮に志望校としている高校の、塾の資料によると合格の目安となる評定に対し、ムスメの中1の学年評定が既にマイナス2だった。

そして中2では、2学期(副教科は評価は前期後期制なので、前期)終了時点で、マイナス4と大苦戦していた。3学期は副教科中心にお尻を叩き、本人も実技テストも含め努力をし、巻き返しを図ったつもりだった。さらに都道府県の統一テストで国語の評定が上がることは確定していたので、最悪マイナス3、副教科で少し稼げたらマイナス1くらいまで持っていけるか、と淡い期待を抱いていたのだが…

 

期待は脆くも崩れ去った。

 

副教科の後期の評定は、見事に全教科、前期よりひとつずつ上がっていた!

が、前期後期通しての学年評定はすべて前期の評定と同等。巻き返しきれなかった。がっかり。

 

そして予想外に、本人が自信を持っている数学の評定が3学期はひとつ下がり、結果学年評定もそれに引き摺られて下がっていた…

確かに学年末テストで失態を繰り広げたのだが、それでも1〜3学期のすべての定期テストと学力テストの平均点はひとつ上の評定の基準をクリアしているはず。ということはそれ以外の平常点が足りなかったのか?

 

ムスメ、数学の教科担当に猛烈に抗議したらしい。

もともとクールというか冷めたところのある子で、こんなこと珍しいのだが… 相当悔しかったのだと思う。結果「確認しておく」との回答。確認していつ返事するんだ? 3学期終わったんだけど??

 

いずれにせよ、親からも確認はさせていただこうと思う。苦情申し立てという意味ではなく、本人が減点要素などないと考えている平常点に問題があるのであればそれを把握し、来年はそのようなことのないように改善しなければならないからだ。

過去にも何度か評価について確認したことがあるが、クレームと認識されないような申し入れをするのはなかなか難しい。けれど本人の進路に影響する評価なのだから、知る権利はあるし納得のいく説明を受ける権利はあると思う。

 

おそらく評定が覆ることは難しいだろうから、ムスメの内申点は中1でマイナス2、中2でマイナス4のビハインドだ。仮にいまの志望校を受験するとして。これを当日点で取り返すには、630点満点で8点分。中3の内申点で取り返すにはプラス2にしなければならない。

模試の結果で推し量ると学力的には十分届くところにいるだけに、この評定問題とは来年も引き続き格闘することになりそうだ。

春期講習スタート。

学校の春休み開始に先行して、今日から塾の春期講習が始まった。

 

この時期に入塾してくる子も多いからか、春期講習は復習メインのカリキュラムになっている。

理科は単元により穴があり、社会は穴だらけ(苦笑)のムスメにとっては良い機会。受験勉強だと捉えて “こなす” のではなくきっちり知識を身につける意識で臨むようにとアドバイス

といっても国理社の3教科は2コマしか授業がなく、メインは英数(各6コマ)。

ざっとテキストを見たところ、英数は基本的事項が多い… というか、ぶっちゃけ簡単。まだ基礎を固める時期なのかもしれないが、こんなことやってて1年足らずで入試問題に挑めるレベルになるのかと思ってしまう。

初日の今日はその英数の授業だったが、帰宅した本人も「簡単すぎ。授業中に宿題も全部終わらせた」と。うーん。。

 

さて、明日は修了式。

3学期と、2年生の学年評定が通知される日でもある。こちらの公立高校入試では1・2年生の学年評定も内申点に反映されるため、どういう評定がつけられているのか気が気じゃない。

どうやらムスメの学校の評定は厳しめらしく、しかも学力に比較して評定が取れないタイプのムスメ。実は1年生のときから評定には泣かされており、2年生でも2学期終了時点では青ざめるような状況だったのだ。なんとか少しでも巻き返せていることを願うばかり。