ムスメとハハの365日ニッキ

2018年 高校受験を迎えるムスメとそのハハのニッキ。

公立高校説明会(C高校)。

夏休み初日だった昨日、ムスメと公立高校説明会に参加してきた。

C高校。現時点でムスメが志望校としている学校である。
残念ながら今回は学校とは別会場で説明会が行われ、学校のナマの様子を伺い知るには今後の文化祭や体験入学の機会に、ということになる。中学生にとって最もインパクトがあるのはそういうものだと思うし、実際昨日の説明会を聞いただけではなんとも… というのがムスメの感想だったのだが。

ただ、先日の塾開催の説明会の場でも感じたのだが、この学校の校長先生のプレゼンスキルが高く、話が耳に入ってきやすいうえ、学校に対する熱意がひしひしと伝わってくる。
偏差値的にはB高校の次善校に甘んじてはいるし、それを覆すためのハードルは相当高いとは思うものの、この学校は確実に良い方向に向かっているし、これからもきっとそうだろうと感じる。


説明会の一部は校長による学校説明、二部は在校生と卒業生による学校紹介という構成だった。

一部の説明は、塾の説明会のときとほぼ同様の内容。
二部では学校としての特色的な取り組みについて、あるいは運動部の活動、文化部の活動など、それぞれの分野で活躍している在校生からの声を聞くことができ、特にグローバル教育に注力する指定校とされているこの高校の生徒が流暢な英語でスピーチした姿がムスメには特に印象に残ったようだ。

ただ、こういう場に登場する優等生的な生徒だけを見ると退いてしまう部分もあるようだ。そういう意味でも実際に学校に足を運んで見学する機会は大切だと思う。


そして会の終わりに、本日教育委員会で承認されたホットなニュース、ということで、来年度入試における大幅な変更点が発表された。

2学科構成を廃止し、現在の上位学科のカリキュラムを全生徒に拡充する… すなわち普通科を廃止し上位学科に統合するというものだ。
このときはこの高校に特化した話なのかどうかはわからなかったが、結局は進学指導特色校に指定されているトップクラス校は足並みを揃えてそうなるそうだ。

上位学科、と仮に表現しているものの、入試において普通科より難易度が高いということであり、実際には私立校の上位コースと標準コースのようなものとは実は異なる。
グローバル社会に対応するリーダーとなる人材を輩出するためのカリキュラムが組み込まれた学科、というのが本来の意味合いだ。

全生徒がそのカリキュラムのもとで高校生活が送れるのは良いことだと思う。
が、まずは入試である。そういった制度変更があると必ず昨年までの入試に対して変動が発生し、合否基準が読みにくくなる。
具体的には、ムスメのようにB高校の普通科を目指すのか、C高校の上位学科を目指すのか、という場合。これまでもどちらが入試難易度が高いのかは微妙なところでだからこそ悩むのだが、それがさらに掻き回されるのだ。おそらくギリギリまで進路希望調査などの動向を伺いながら悩まされることだろう。受験生のみならず、塾も学校も悩まされることになる…。



説明会後、部活に行き、塾の夏期講習に行き、夏期講習や学校の宿題をこなしながら、夜に再度塾で夏期講習の欠席動画受講。昨日は部活のため1コマの授業が受けられなかったのだ。

塾の欠席動画受講用PCは、3年生が終始使用していてフル稼働だった模様。国語以外の補講が行われなかったり方針未定だったりなので、PCが火が噴きそうなのも致し方ない。

帰宅後、また夏期講習の宿題、学校の宿題。
学習時間、5.5時間。説明会や部活があった日としてはがんばったとは思う。ムスメからも、やらなければならない状況だという意識は感じ取れる。
ただ、ダラダラ癖が抜けず、かつ何事もノルマ的にこなしているように見える。受験勉強として取り組む意識、自分のものにしよう・習得しようという意識はまだ薄そうだが…。

まず夏休み初日としては及第点としたいと思う。



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夏休み開始前日のひと騒動。

今日から夏休み。
同時に夏期講習も始まるのだが、土壇場まできてなお気になっていることがあった。


ムスメは8月初めまで部活があり、練習時間によっては塾の夏期講習と時間が被ってしまう。塾の夏期講習は3年生のは原則昼間に行われるのだ。

6月頃だったか、そのことで塾に問い合わせた際は、夜間にナイトクラスなる映像授業を行うのでご心配ありません、とのこと。それで参加を決めたところもあるのだが。
それが、いつまでたってもナイトクラスの案内がない。ただ部活の予定もギリギリまでわからなかったため調整のしようもなく、塾への問い合わせも見合わせていた。

さすがに痺れを切らして問い合わせをしたのが一昨日のこと。もう2日前だというのに、調整して翌日にお知らせします、との言葉に、不安と不信感がつのるばかり。

そしてその不安は的中し、前日の昨日になってもなんらお知らせがなかったのだ。
正直キレて、ムスメが塾から帰るや否や、塾に電話をするハハ。


結果。
国語についてはナイトクラスを開催。手紙を置いていたのが持ち帰り忘れた生徒がいたようだ。
(うちのムスメのことか。しかし他の友だちに確認してみても同様に持ち帰っていない)

数学は受講できなかった回の分の質問会を8月に開催予定。
(すなわち自習と言っている)

英語は補講をしなくてもわかるように考慮する。
(すなわち自習と言っている)

理科、まとめてダイジェスト版の補講をするかも。詳細未定。
社会、未定。


まともに対応が決まっているのは、国語だけだ。国語の先生はいつも熱心なので、自ら補講開催を計画したのではないかと予想。

部活とて自己都合なのだから、欠席したらそれは仕方ないというのはわからないではない。
が、同じ塾でも校舎によって、夜間に実際に授業を行うところもあるのだ。授業料はもちろんどちらも同じ。おかしくないか?

だとすれば、せめてそれなりの対応を考えて予め提示するか、もしくは夏期講習に関しては他校舎での受講も可能であることを案内するとか、方法はあっただろうに。
前日にしてこの状況。怠慢としか思えない。


友だちのお母さんともやりとりして相談し、ムスメに関しては国語以外の授業は少なくとも方針決定するまでは欠席動画受講を決めた。慌てて塾に受講予約の電話をするも、翌日(今日)の分は21時まで予約でいっぱいだと言われる。

…しまった。
他の生徒さん、親御さんは、きっちり先手を打っていたというわけだ。甘かった。

しかしながら塾はクレームと問い合わせの電話が鳴りっぱなしだったのではないか。自業自得だと思うが。


初日の今日は、ムスメは部活のため昼間の1コマ目は欠席、2コマ目受講、その後改めて21時から欠席動画受講。
いきなり波乱のスタートだ。ため息が出る。

とにかく国語以外の教科の方針を早く公表してほしい。
大手塾なのにこんな自転車操業とは。まったく呆れて言葉も出ない。



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1学期 個人懇談。

中学校の個人懇談が漸く終わった。

受験に向けての第一関門と言えるかもしれない、1学期の成績。個人懇談にあたってはこれまでになくそわそわして落ち着かなかった。


ムスメの中学は、保健体育以外の副教科は前期後期制なので、1学期終了時点での評価はない。今回出ていたのは5教科+保健体育。

評定に悩まされること、苦節2年。
初めて見た、非の打ち所がない評定だった。

昨年度の評定基準が厳しかったということだろう、今年度は緩和している。それによるところは大いにあると思うものの、どの教科も揃ってこういう成績が付いているということは、本人の努力あってのことで、本当に真面目に取り組んできたと思う、とお誉めの言葉をいただいた。


1学期の振り返りのあとは、やはり進路の話である。
公立高校については進路希望調査を提出しているので、まずは併願私立の話になった。担任の先生の見解は以下のとおり。

O高校… 学力別3コース編成になっているため、どのコースで合格するかが公立高校選択の目安となりやすく、塾の先生が薦めてくるのはこの学校かも。
(それはまさに、先日の塾の個人懇談で言われたことそのままだ)

P高校… 選択肢としてはアリだが、通学距離が長くなる。事前相談で受験可とされる基準は厳しい。

Q高校… O高校より小規模ということもあるが、面倒見の良い学校。昨今の進学指導も評価が高い。
(O高校と比較して説明会の印象が良かったとハハが言うと)
そうですよね。そういうことだと思います。個人的には、ここは良いのではないかと。

ずばり本音で話してくださる先生なので、助かる。
そして説明会でハハが感じていた印象はズレてはいなかったのだろうな、と改めて思う。


公立高校に関しては、実は昨年はこの中学では、より難関とされるB高校、その次善校とされるC高校、どちらも合格している層は学力的には変わらないと言う。おそらくB高校は普通科での合格、C高校は上位学科での合格がメインだったことはあるだろう。

そういうことを踏まえ、進路希望調査に書いたC高校でも、あるいはB高校を考えても良いと思うので、どちらも良く知ったうえで検討されては、とのことだった。

ちなみに1学期の学力テストでの学内偏差値が出ており、昨年B高校・C高校に確実に合格している層に到達するには、偏差値であと2欲しいところだそうだ。
度数分布から、上位5〜7%あたりの位置にいるのかと推測していたが、成績開示してもらうとちょうど5%のところにいた。それでも安泰とは言えないのか。3〜4%のあたりにいて初めて学校としては『受験してください』ということになるようだ。厳しい。

ムスメにわかりやすいように、では学内偏差値を2上げるには学力テストでどの程度の点数が要るのか、ということも聞いてきた。難易度が上下することもあるので一概には言えないものの、5教科であと15点ほどが目安。
そこに到達するには、とにかくケアレスミスをなくすことと、インプットが必要な理科社会は夏休みにしっかり取り組んで着実に高得点が取れるようにすること、とアドバイスを受けた。


他にも細かいことを質問しまくるハハ…
この先生、それをかわすこともせず真っ向から受け止めてしっかり答えてくださるので本当に有難いのだが、おそらく懇談の割り当て時間の15分は超過してしまっただろうなと、教室を出たら次の方にお詫びしなければと思っていたところ…

どうやら、次の枠は空きにしてくださっていたらしい。
2年連続の担任なので、ハハの話が長くなることを想定されていたのかもしれない。本当に申し訳ございません。

時計を見ると、もし次の方がいらっしゃったら青ざめていただろうほど時間が超過していたのだった。


ほぼ終始黙って話を聞いていたムスメ、教室を出てから「ママも先生も、話ながー」と半ば呆れた様子だったが、評定が良かったことについて、また進路希望調査に書いた志望校について否定的な話にならなかったことについては、気を良くしていたように感じた。

先生からは強く、とにかく自分で足を運び、目で見て感じて受験校を決めること! と言われていたが、十分に理解しただろうか。
また夏休みの勉強でまず目指すべきところは、わかっただろうか。

多くは語らない子だが、おそらくわかっているとは思う。
あとは強い気持ちで実践していけるかどうかだ。



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本日、個人懇談最終日。

先週から4日にわたり設定されていた中学校の個人懇談は、今日が最終日だ。

そしてムスメの懇談も今日…
なんとなく落ち着かず、早い日程にしてもらったら良かったかと後悔した(苦笑)


大半の同級生の懇談は終了しているので、少し様子は伺っているが、現時点では進路について具体的な話はなさそう。6月に提出した進路希望調査の内容について再確認し、そこを目指すにあたってのざっくりしたアドバイスがある程度のようだ。

確かに1学期時点の成績、そのまま入試に反映する評定(=内申点)はそれなりの重みを持っているものの、外部模試は受けていない生徒の方が多いだろうし、学力テストの成績もまだまだ変動し得るものだろうし…

そういう意味では、目指すべき到達点の目安は聞いてこようと思っている。内申点をどれくらいに持っていけばよいのか、また秋冬の学力テストでどれくらい取れたらよいのか、それは相対的なものなのか、あるいは得点そのものなのか。
現時点の成績で議論できる範囲は限られているだろうから、なにを目指してこの夏勉強に取り組むのかを明確にする方が意味がありそうだ。


ちなみに昨年度とても厳しかった評定基準を省みて、今年度は少しそれが緩められている。やはり評定そのものは上がっていると感じている生徒が多そうだ。

とはいえムスメに関しては安心して臨める教科ばかりでなく、微妙な成績のものも含んでいるので、期待より不安の方が大きいが…


そして今日明日と塾では長期休暇前恒例の実力テストがある。
その結果をまざまざと見せつけられ、また不安が募りそうだが。

今日には部活の夏休みの予定も出るそうで、いよいよ夏に向かって始動といったところだ。



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休息日。

昨日は、部活も塾も休み。夏休み前、最後の休息日となった。
受験体制に入ったとて、たまには遊びにも行くだろうが… 今月末の夏祭りには行くと言うし、学校説明会には渋々参加していても高校の文化祭の日程は自ら気にしているようだし。

午前中のんびり過ごしたあと、午後は友だちと遊びに出掛けた。
ハハにとっても久しぶりの完全休暇で、一日中お化粧すらせずダラダラしていた。こんな休みはいつ以来だろうか。

6・7月は、進路関係行事の最初のピークだった。かつ部活も最後の頑張りどきで、応援にも力が入った。…といってもまだ終わったわけではないが。
部活を引退したら、ちょうど進路関係も小休止となり、ハハ的には少し時間はできるのかな、と思う。但し精神的重圧は増すばかりだろうが。


夏休みに入るまでは、とにかく暗記大会のテキストに取り組むように言っている。約1,000問から社会の公民分野が外れたので、800〜900問程度にはなったのだろうか。
昨晩進捗を聞いてみると、理科は物理・化学・地学は一巡目終了。社会は地理のみ終了。もちろん一巡ですべて頭に入るわけはないが、夏休みに入るまでにとにかく一巡!と口を酸っぱくして言っているのだが…

学校の宿題も一部は既に手渡されているようで、簡単に終わるプリントくらいはやってしまったものもあるものの、大半は机の上に積み上げてある。いま暇だと思うのだけど???


今朝は最後の部活の朝練だ。
週2回、テスト前や長期休暇中はなかったが、仮に年間の3分の2の期間やっていたとすると、2年強で約150回ほどか。体調が優れず休んだこともあるにはあるが、ほぼ休みなしで通い続けたと言っても過言ではない。
ちなみに朝練は自主練習で、出席は任意だ。

特別な声掛けはせず、いつものように見送ったが、改めて振り返ってみると、よく頑張ったという思いで胸が熱くなる。



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塾 公立高校説明会。

塾主催の公立高校説明会が開催され、ハハのみ参加してきた。

上位クラスの公立校ばかり、20〜30校ほどが一堂に会し、30〜40分ほどの時間帯で各校の紹介をするというものだ。多くの学校では校長先生がお見えになっていたのではないかと思う。
人気校においては、何百人収容できるだろうという会場が満員御礼状態だった。

ハハはB高校・C高校の2校のそれに参加した。説明自体はやはり時間の関係もありダイジェスト版となっており、各校の教育方針や主な学校行事など大まかなところにとどまっていた。そしてどちらの校長も、是非学校に足を運んでいただき、そこで感じ取れる学校の雰囲気や生徒の様子を見てほしい、と口を揃えておっしゃった。

まさにそのとおりだと思う。
今回はたまたま部活の関係でムスメは参加できなかったが、今回のような概念的な話を聞いても中学生にはなかなか具体的なイメージをすることは難しいだろう。


ここまで私立も含めて数校の話を聞いてきて、どちらの学校でも『21世紀型教育』『グローバル社会への対応』『英語でのコミュニケーション能力』『プレゼン能力』『探究心』などといった共通のワードを使われていることに気付く。
すなわち従前の知識詰め込み型の教育だけでは不十分とされるとともに、変わりゆく社会に適応できる人材の育成が高校においても求められているということだろう。

確かにハハの時代は、高校での教育と、大学でのそれとはあまりにギャップが大きく、大学入学時の衝撃は小さくはなかった。学ぶ学問にもよったのかもしれないが。

各校、そういったことを声高にアピールされるが、もはや共通項となっており特筆すべきアピールポイントではなくなっているように感じる。ただ、改めて高校教育が変革していることを認識させられる。


説明会を終え、午後はムスメの試合会場へと向かった。
残念ながら2回戦で敗退となり、いよいよ最後の大会に向けてラストスパートをかけることになった。残り3週間。
今回の大会についてはここで終了となったので、休み明けには今後の夏休みを含めた練習予定が明らかにされることだろう。部活動の集大成とともに、いよいよ受験生としての生活が並行して始まる。

試合のあとはいつものように部活母たちと情報交換。中には年子で昨年受験を経験した上のお子さんをお持ちのお母さんもいて、参考になる話を聞くことができた。
部活も塾も同じで、成績も大きく変わらない4人。母たちは彼女らが揃って部活に注いできたエネルギーを勉強に注いでくれるようになることを願っているのだが… 揃って具体的目標がなく、揃ってスイッチが入る機会がなく、漠然と心配になる。


今日は部活も塾も休み、という貴重な日。
もしかしたら最後の休みかもしれないので、英気を養ってこれからのハードな日々を乗り切ってもらいたい。

今週は水曜・木曜と塾の夏期講習前の実力テストがあり、同じく水曜には学校の個人懇談があり、そして金曜から夏期講習開始。
受験生の夏が始まる。



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私立高校説明会、期待外れに終わる。

ムスメと、私立高校の説明会に参加してきた。

私立O高校(仮称)。このあたりでムスメくらいの学力の子が併願で受験するには、最もベーシックな選択と言える学校だ。というわけでわが家でも有力候補と考えていたのだが。


結論から言うと、正直、説明会そのものは若干の期待外れ感が否めなかった。
失礼を承知で申し上げると…
進行がスムーズでないし、全体的にプレゼンが上手とは言い難い。内容が受験生やその保護者の視点で組み立てられたものではないと感じてしまったうえ、いまいち論点が伝わってこなかった。
学校そのものには悪い印象はないのだが、学校運営や教育カリキュラムにおいても、もしかしたらこんなふうにグダグダ…… とか思ってしまった。

ムスメは説明会の類に参加したのは初めて、ハハは2校目。
ムスメですら「説明がいまいちで、あんまりなに言ってるかわからないよね…」と苦笑いしていた状況で、ハハは先に聞いた私立Q高校(仮称)のそれと比較してしまい、説明会だけを取ると完全にQ高校に軍配が上がっている。

説明会の構成があまり良くなかったこと、また各パートの継ぎ目がスムーズでなく流れが悪かったことも気になったが、それは直接的に学校選択の判断基準とはならない。

ただ、例えば進路指導の取り組みについての説明ひとつをとっても、放課後や長期休暇に補講をしている、というのはOもQも同じ。ところが前回のQ高校のときは具体的にどのような時間帯でどのような授業(カリキュラム)が行われているのか提示され、またいつでも質問できるよう職員室横に自習室を作って夜は○時まで開放していること、その写真もスライドで映し出され、より具体的にイメージしやすいように説明されていた。
また受験生側が本当に知りたい情報… 例えば併願校の実態(具体的な校名や人数)であるとか、大学合格実績についても中学からの内部進学者と高校からの入学者のそれぞれの内訳がわかるように説明されていた。
今回のO高校では必要な説明事項はすべて網羅されてはいるものの、説明がダイジェスト的でどこかぼんやりしている印象。

せっかく在校生が『私立ならではの充実した設備が魅力』という話をしているのに、そういった設備を紹介するスライドも出てこないし、説明会後の自由見学の際もあちこちに係員が立っているものの、積極的にそういった設備や施設を見てくださいという呼び掛けもなし。入って良いのか迷いながらそろそろと建物に足を踏み入れた次第だが、そういったところも残念に感じた。

校内にいた在校生はしっかりと挨拶をされ、教育が行き届いている印象を受けたし、確かに自由見学の中で整った設備も少し見ることはできた。
説明会だけで判断するのではなく、なるべくフラットに評価観点を並べて改めて考えてはみたいと思うものの、一番決め手になるムスメ自身が受けた印象が

「ここは、ないな」

困った…。


学校、在校生の印象からして、自分はここにはそぐわないと感じたようだ。
真面目でおとなしそうな生徒が多く、あまり活気を感じられなかったからだろうか。
部活も見学したのだが、強豪校ではないものの比較的厳しい部活動生活を過ごしているムスメには “ヌルい” と感じたようだ。
細かい話をすると、清楚なお嬢さん風の制服も気にいらなかった模様。確かにムスメにはもう少しシャープなものの方が似合うかもしれないが…。女子にとってはこの制服も結構重要な問題らしい。


併願校の有力候補と考えているのは、このO高校、Q高校、そしてもう一校、P高校。
P高校の説明会は来週末。Q高校の見学会を兼ねた説明会が来月。それらには必ず参加してある程度の見通しが立てられたら、と考えているが、どうにも出鼻をくじかれた感が強く、残念だ。


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