のらりくらり…
夏期講習のないこの期間、一応テキストを開いて勉強の体制は取っている。
夏期講習前半の復習や、この期間用として塾から出された宿題をやっているらしい。
が、相変わらずののらりくらり…
いくら言ってもながら勉強だし(テレビがついている)ダラダラ長時間やっているわりには進捗がよろしくないような。
部活を引退し、勉強しなくてはならないという意識はあるものの、まだまだスイッチは入らない、そんな様子だ。
こういう子にとっては夏休みなんて無い方が良いのに。塾もなかなかそういうわけにはいかないのだろうが。
周りの友だちも、結構普通に田舎へ帰省していたり、旅行へ出掛けていたりする。この時期まで部活をやっていた子たちはそんなものなのだろうか。
ハハは看病疲れで、帰宅するとぐったり。ムスメの勉強に付き合ったり向き合ったりする余裕がなかなかない。
こういう場面では家族の協力は不可欠、いまは貴女は自分の勉強に注力してくれれば親としては何の心配もないからお願いね、と言うのだが。どこまで伝わっているのだか。
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夏休み 実質1日目。
昨日は部活にユニフォームを返却しに行くと言って出掛けたまま、結局夕方まで後輩たちに混じって練習に参加してきたムスメ…
というわけで、夏休み(夏期講習が休みになる期間)はムスメにとっては今日が実質1日目。
午前中、出先から電話で叩き起こし、昼過ぎに帰宅したら一応勉強していた。一応。
がむしゃらに受験勉強しているという雰囲気には遠いが、テレビのついた部屋で欠席した夏期講習で配布された小テストやらプリントやらに取り組んでいる様子だった。
夏期講習前半が終わり、10時間特訓も終わり。
なにか手応えみたいなものはあるのかと聞いてみたら、気の無い返事。ハハはその返事にまったく手応えを感じないのだが。
本来なら、この夏休み期間、監視役としてがっつりムスメに付いているつもりだった。
ところが下の子の入院というハプニングがあり、ムスメには独力で頑張ってもらわざるを得ない状況。しかしこれもムスメの自律・自立のための良い機会と捉えたいところだが… そのためには本人の行動が伴わなくては。
今晩は、塾の残りのプリントと、学校の副教科の宿題をやるとのこと。
学校の宿題はどうにか終わりが見えてきたか。
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夏期10時間特訓。
昨日は10時から20時まで塾に缶詰で10時間特訓。
事前に理科社会の暗記問題や英語のイディオム暗記のテキストを渡されていたものの、当日何をするのだか不明。
ムスメは聞いているのかもしれないが、なんだかよくわからないと言う。
結局…
理科社会は大量の暗記問題から100問ずつピックアップしてのテスト。
実はこれ、先週末にプレテストが行われていて、社会なんてそっくりそのままの出題だったらしいのだが、引退試合と重なったムスメはプレテスト受けずだった。
英語のイディオムは当日に暗記するための時間を与えられ、20〜30問ずつに区切っての全問テスト。
その他、数学もミニ授業を受けてそれに対する確認テストを受ける というカリキュラムがいくつか。
これは未履修単元ではあるものの、日曜選抜コースで先行して学習した内容そのままだったと思う… とムスメ。
他にも大量のプリントがあったが、詳細不明。
事前にテキストを配布されていた理科社会については、やはりばっちり勉強してきていて共に100点という子もいた模様。既にスタートダッシュで差がついているのでは、と若干焦る。
ムスメはのらりくらりやっていたが、理科社会ともに9割超はしたらしい。特に知識がすっかり脱落していた歴史は、用語だけでもかなり思い出せたようなので良かったと思う。
そして、個人総合成績は六十数人中、2位という好成績だった。日曜選抜コース受講で有利になっていた部分もあるだろうし、英語のイディオムは事前にあまりやっていなかったものの、英単語や熟語を覚えるのは得意ということもあっただろう。
1位の景品、ハーゲンダッツアイスにはありつけなかったものの、2位のチョコモナカジャンボはゲットしたとのこと(笑)
この個人戦以外にグループ対抗方式でも競われたそうで、ムスメのグループは個人戦の下位10人に入る子が複数いたにも関わらず、3位だか4位だかそれなりの成績をおさめた… のは「個人2位のわたしのおかげ」(本人談)だそうだ。グループ順位による景品もこれまたチョコモナカジャンボだったらしく、食べきれず持ち帰っていた。
10時間も絞られて疲労困憊で帰宅かと思いきや、先生方の楽しい仕掛けが功を奏したのか、興奮気味に楽しそうな顔で帰宅してきた。パウチされた手作りの個人戦2位の賞状片手に。
今日は部活にユニフォームを返却しに行き、軽く運動させてもらってくる とのこと。
受験生の夏はここからが本番だ。
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夏期講習 再開するも前期終了。
夏期講習、3連休+台風の影響で1日休み を挟んで、今日から再開。
…と思ったら、今日で夏期講習前期終了なのだった。
前半は受験生らしい勉強はたいしてできず、部活との両立に追われてあっという間に過ぎていった。
特にこの週末は引退試合とその余韻で、まったく勉強に気持ちが向かないまま…
そんな状態を引き締めるには絶好のタイミングで、明日は夏期10時間特訓が行われる。
それまでに完成すべしだった、理科社会の暗記1,000問弱、英語のイディオム200パターンの勉強はどうなったのだろうか。
今晩はその手付かずになっていた部分を少しでも埋めるように声を掛けているのだが。ハハの留守中もしっかり自律して勉強しておくれ。
明日は昼休憩はあるが、夕方は軽食を掻き込む10分程度の時間しかないそうだ。
お弁当+パンくらいでしのいでもらおう。
果たしてそこで少しは受験スイッチが入るのだろうか。
多くの部活が引退を迎えるこの時期、またお盆休みを迎えるこの時期に、こういったイベントが行われる意味はそういうところにあると思うのだが。
薄っすら期待しておこう。
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受験生1日目。
とっくに受験生といえば、受験生なのだが。
事実上は部活を引退するまではどうしても勉強に本腰が入らないわけで、今日から受験生1日目といっても良いだろう。
午前中、ハハが起こしてようやく起きてくる。
夏期講習が午後からなので、その準備と、学校の宿題をやって、午前中終了。
お昼のあと、ハハは下の子の病院に移動してきたので、その後勉強しているのだかどうだか…
まぁ急にスイッチ入れろと言ってもなかなか難しいのかもしれないが。
生憎、台風の影響を考慮して夏期講習休講の連絡が来た。
ということは一日中家で勉強… 間延びしそうで、受験生1日目としてはなんとも締まりのないスタートとなった。
予定ではお盆前には学校の宿題は完了しているはずだったのだが、それもまだ。こういう日に集中してがっつり片付けてくれたら良いのだが。
やれやれ、そろそろ様子伺いの連絡を入れてみるとするか。
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引退試合。
昨日の引退試合は、惜しくも初戦敗退となり、2年4ヶ月にわたるムスメの部活生活が終わった。
最終的に実力の差を見せつけられたものの、途中追い付き、また離されようともギリギリまで迫り、意地を見せてくれた。
最後の最後でムスメは、異常な暑さで発汗が尋常でなかったこと、また疲労の蓄積で足が攣ってしまい、動けなくなった。
痛みなのか、敗退する悔しさなのか、動けなくなった悔しさなのか。日頃あまり感情を露わにしないムスメが激しく泣いていた。
諦めずに食い下がる姿や、涙するムスメを見ていて、ハハもこみ上げるものを抑えることができなかった。
良く頑張ったと、泣きじゃくるムスメを抱き締めた。
負け惜しみかもしれないが、あの子たちの価値はもはや勝ち負けでは測れない。
昨日も大勢の先輩たちが応援に駆けつけてくれていた。
試合が終わり、穏やかな表情で後輩たちにメッセージを送ると、嗚咽して終わりを惜しんでくれる後輩もいた。
帰宅して、ふと
「高校でも同じ競技をやろうかな」
と言うムスメ。
関わってくれた仲間たち、そして本人のそんな言葉を聞いていると、この2年4ヶ月、部活を通じて経験してきたことはとても意義深く、恵まれた環境で貴重な時間を過ごせたのだなと改めて感じる。
高校進学後への思いをムスメから聞いたのも初めてだったが、それに加えてひとつエピソードを聞かせてくれた。
先日部活で電車に乗って出掛けたとき、同じ車両に、ムスメが志望校としているC高校の女子生徒が居合わせたそうだ。
よく見てみると、ムスメと同じ部活の子たちで、制服ともユニフォームとも違う部の公式着らしきものを着た生徒たちの佇まいからは、きちんとした部なんだろうという雰囲気が伝わってきたらしい。
高校に関してはまだピンときていない部分も多いムスメだが、やはりC高校のことは目指すところとして意識しており、見かけた部活の生徒たちの中に自分が入ることをおぼろげながらイメージしたのかもしれない。
昨日はクタクタになった身体で、同級生たちと慰労のラーメンを食べに行き、また地元の夏祭りを楽しんでいた。
1教科だけでも受けられなかった夏期講習の自習を… と声を掛けたものの、程なくしてソファーの上で寝息を立てていた。
今日は勝ち上がった男子の応援に回る。
そして部活の打ち上げ。
今日までは少し目をつむって、片時の夏休みを楽しんでもらおうと思う。
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引退試合を前に。
昨日は部活の練習最終日だった。
練習が終わる頃、たまたま学校そばを通りかかったのでムスメをピックアップして帰ろうと立ち寄ったところ、昨年の卒業生が何人か来てくれていて練習の相手をしたり、後輩を激励してくれたりしていた。
何日か前には、在学期間が重なっていなかったにも関わらず、スポーツ推薦で高校に進学した先輩が指導に来てくれていたそうだ。
こういった上下関係や、ヨコの関係も含めた信頼関係をこの時期に学んだり構築したりできるというのも、部活を通じて得られる貴重な経験だったと思う。
そんなムスメたちの姿を見ていると、いまだに30年前の遥か彼方の暑い夏、ハハが経験した泣き笑いの日々が蘇ってくる。ムスメにとっても中学時代の部活動での経験は忘れることのできないものになるだろう。
昨日はそんな流れで、夕方先輩たちと早めの食事に行き、その後は学校の宿題をやっていた。
夏期講習の遅れもあるのだが、それは来週からの課題ということで、いまは良いと思っている。
今日の引退試合は午後からだが、既にハハの方が胸がいっぱいになりそうだ。
今日がラストになるのか、勝ち進めば明日か。
勝ち負けよりも、彼女たちにとっての有終の美を飾ることができるよう、エールを送りたい。
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