夏期10時間特訓。
塾がお盆休みに入る前日、中3生だけ集められて夏期特訓が行われると知らされていた。
その詳細について案内があったのだが、10時から20時まで、昼食夕食持参で10時間拘束されるというものだった。
それだけではない。
夏休み前に配布された、1000問近い理科社会の暗記問題に加え、英語のイディオム200パターンを当日までに覚えてくるように、というのだ。
あと、10日あまり…
学校の宿題はまだ終わらず、日々夏期講習の宿題に追われ、まだ部活の練習も続いている。
見ているハハですら、気が遠くなりそうだ。
たまたま同じ中3のこどもがいる親類と話をする機会があったのだが、そちらでは塾の通常授業は普段通り週に5回行われており、それに加え昼間に夏期講習が20日ほど入るので、夏期講習→通常授業の日は12時に塾入りして23時頃まで居残りしているのだという。学校の宿題をいつするのか、途方に暮れているそう。
いつからこんなに勉強しなければならなくなったのだろう。
思い起こせば30年ほど前、ハハが中学生の頃はひと夏たっぷり部活をやり、9月初旬に引退試合があった。夏休み、確かに部活を抜けて塾の夏期講習に行く子がいるにはいたが、数えるほどだった。
受験に向けての勉強を始めたのは、秋が深まってからだった気がする。しかも知識が抜けてしまっている理科社会の復習をして、あとは過去問をやったくらいで、いまの子と比べると受験勉強と言えない程度でしかない準備だったような。
昨晩も夏期講習の宿題が終わらないうちに日が変わってしまい、今日の朝からの部活に備えて途中で寝かせた。
今日は今日で、残り1回だけ残っていた1学期の日曜選抜コースの授業が… 土曜だが。
十分に学習に取り組めているとは言い難い部分は多々あるが、それにしても過酷だ。
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