ムスメとハハの365日ニッキ

2018年 高校受験を迎えるムスメとそのハハのニッキ。

ムスメの態度に…

昼過ぎに部活から帰ったムスメが、同じ部の友だちのお宅に泊まりに行きたいと言う。

親御さんのこともよく知っているご家庭なので、先方が良いと言ってくれているのなら、昼間の学習態度と進捗状況次第で行かせる、但し学校の宿題は持参して友だちと一緒にやること、と返事。


確かに勉強はしていた。
前日に受講した夏期講習の社会の宿題だ。
そもそも社会は1・2年生で覚えたことがかなり記憶から脱落しており、それだけに宿題をしようにも時間がかかることはわかる。

が、夕方まで3時間もかけてやるほどの量でもなかったのも事実だ。


夕食のあと、黙って出掛ける支度をしているので、誰か他の友だちも一緒なのか、翌日の段取りはどうするのか、と尋ねる。

○○ちゃんも来るかもしれないし、2年生の後輩たちも来るかもしれないし…
曖昧なことを言うムスメ。


ここで我慢の限界が来て、つい感情的になってしまった。

良く知っているお宅だからといって、誰が来るかもわからないようないい加減な話を聞いただけで出すわけにはいかない。そもそもお気楽に夏休みを過ごしている2年生も来るのなら、そんな中で3年生だけが宿題に取り組めるはずがないから、そういう状況なら行かせるわけにはいかない。いまどういう時期に入っていて、夏休みの宿題がどれだけ進んでいて、夏休み前の塾のテストでどんな成績になっていて、いったいどういう状況におかれているのか、自覚しているのか?

いくら言っても直さないながら勉強、改善しない学習態度。夏休み直前の模試で脆くも偏差値は急降下して、これまで積み上げてきたものがすべて崩れ去る結果になっていること。ムスメとともに努力してきたつもりだったが、なぜそうやってムスメに寄り添い続けるのかというハハの想い。
これまで、ハハひとりが単に口うるさい親になって煙たがられておけば済む話だと思って黙っていた、ムスメに対する親としての想いを感情的にぶつけてしまった。


本来は、いつか冷静に話さなければならないと考えていたことだ。
ただ、親とて人間… 感情の制御が効かなくなることもある。

どちらの家庭においても多かれ少なかれあることだろうが、わが家にはムスメに対する強い想いがある。よそのご家庭の方に話しても理解されないかもしれない事情も含め、ムスメの成長を見てきた親ならではの想いが。
ただ、それがムスメの心にあまりにも重くのしかかることがあってはいけないだろうと、話をするための機が熟すのを待っていた。


結果的にこういうぶちまけ方をしてしまい、ムスメに訴えかけるものがあったのかどうかはわからないが…。

また親としての想いの行きつく先は、ただひたすらにムスメにとって良い人生を選択してほしい、それだけなのだ。


ハハも少々疲れているのかもしれない。
これからまだまだ暑い夏が、そして春までには秋も寒い冬もやってくるのだが…。



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