ムスメとハハの365日ニッキ

2018年 高校受験を迎えるムスメとそのハハのニッキ。

『塾』の利用。

昨日は他の部活の試合の応援、自分の部活の練習のあとは、国語の授業でのスピーチの準備と、社会の底上げ学習をやっただけ。いまだ塾の欠席動画の受講には行かず。


同じ塾にこどもを通わせている、いわゆるママ友と話をしていたのだが、
『中3になってこれまで以上に学校からも塾からも与えられる課題だらけ。こんなに追われる生活で良いのだろうか?』
と、悩みというか疑問をぶつけられた。

あれもこれもと与えられ、それをこなすことで手一杯になっている。十分に確認や復習ができないまま、また次へ… となっている現状に不安を抱いているようだ。


確かに学校の課題は、授業と並行してやるワークやプリントだけではなく、3年間の総復習用の教材が追加されている。
また学校では5教科のみというわけにはいかず、副教科の課題が出されることもある。

塾では、重くて一度には持ち帰れない量のテキストを配布…… もとい、購入させられ、これ全部やるのか? と苦笑いした。
そもそも中1・2のときですら、結局手付かずのテキストもあったはず。

塾の場合は商売なので、特に大手塾の場合はパッケージ販売・パッケージ受講になってしまうのはある程度致し方ないとは思う。その子に必要な教材だけを与えるなどという対応をしてくれる筈もない。
また与えられるすべての教材を完璧にやっている生徒なんているのだろうか。部活に入らず毎日15:30で下校して、その後ずっと勉強… というスタンスならできるのかもしれないが。

塾としては良かれとするものはすべて提供してくるので、それを取捨選択してどう取り組むかは生徒側(多くの場合は親の手助けが必要だろう)で決めるしかないのでは。

ムスメに関しても、例えば模試を受けたら間違ったところをわかるまでやり直すことが大切だとわかっていても、そのやり直しにかける時間が取れないこともある。極力はさせるが、無理な場合は部活引退後、本格的な受験勉強が始まってから再度… と思って、取ってある。

また、理解度が100%に至っておらず、50〜60%程度でしかないな と感じることも多々あるが、それでも類似した問題を繰り返しやっているうちに理解度が上がっていることもある。


湯水のように課題や教材を与えるやり方についていけず、ここにきてギブアップしている塾生が何人か出ていると聞く。面倒見の良い小規模塾に転塾しているそうだ。

向き不向きもあるし、率直に言うと学力面での問題もあると思う。ムスメの塾はやはりある程度の学力のある子向きなのだろうと改めて思わされる。


その子に適した教材やカリキュラムを一から作り上げ、必要なものを必要なだけ取り組ませることができたらベストだろうが、親がそれをやるだけの時間も取れず、またアウトソーシングするだけの経費もかけられないとなると、塾なり通信教育なりのパッケージを利用するしかないのだと思う。

そして利用する側には “見極め” は不可欠だろう。


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