ムスメとハハの365日ニッキ

2018年 高校受験を迎えるムスメとそのハハのニッキ。

いよいよ新学期。

昨日は始業式だった。

さすがに気になり、職場からこどもたちに連絡を取った。

 

小6になった弟。

ハハ「どんな先生?」

ムスコ『女の先生で、6年生は6回目なんだって!』

「ということは、どちらかというと、オバさん?」

『うーん、わからない』

「ママより年上か、若いか、だったら?」

『うーん、、わからない』

小学生男子には年齢の判別は困難な模様。

オバさん、というのは失礼な表現だけど、彼にはそれが解りやすいかと思ったのだが…。

「クラスのおともだちは?」

『うーん、まぁ仲の良いヤツもいる』

「クラスは楽しそう?」

『フツー。あらゆる点でフツー。』

…無気力気味に答えてくれた。

 

肝心な受験生、ムスメ。

同じ部活の仲の良いともだちふたりと同じクラスになり、昨年も同じクラスだった女子が5人もいる。一方男子はゼロ。

担任は、昨年に引き続き、同じ女の先生。ハハ的には当たりだ!

『もー、ウザいの。自己紹介がどうのこうのとか、無駄に熱いんだもん。別に喋ることなんてないよ!』

冷めた中学生にはやや苦痛な模様。

確かに熱い、というかあらゆることに熱心。かといって押し付けがましくもなく、親身になって生徒の話を聞いてくださるので生徒からの信頼も厚い。ムスメだって部活での困り事を聞いてもらっていたじゃないか。

とにかく担任がこの先生と聞いて、ひと安心だ。

 

もと同じクラスや、同じ部活のメンバーがかたまっている件については、それは意図的にそうされているのだそうだ。

2年の終わりの生徒相談(担任と生徒との個人面談)のときに、次年度のクラスの希望をヒアリングされている。そして極力希望に沿うカタチにするという。保護者向けの学年懇談会でも『なるべく楽しく過ごせるクラス構成を考えています』と学校側がはっきりおっしゃった。

ハハの時代では考えられないようなことで、そこまで生徒に譲らなくてはならないのか? と疑問に思ったが、ムスメいわく『学校に来れない子とかも多いから。そういうのに配慮してるんじゃない?』と。そういう時代なのか。

 

実際フタを開けてみると、仲良しのおともだちと一緒だっただけでなく、昨年のクラスでムスメがお世話係に任命されていた、ヤンチャというかワルい子というか… も、今年もきっちりくっつけられていた。学校側はムスメとこの子が小学生のときに仲良くしていたことを把握しており、(親が言うのもナンだが)しっかり者のムスメにお世話係を任せたということらしい。

その件については昨年担任から説明と御礼の言葉を聞いている。授業を抜け出そうとする、その腕を鷲掴みにして席に座らせ、時には勉強を教え、授業に来なかった日はノートまで取ったという。負荷がかかっていないとはいえないことは理解しているが、公立校にはいろんな生徒がおり、教職員だけでは対応しきれず、生徒に協力を仰ぐこともあって、それで成立しているのです、ということだった。ムスメの学業に支障が出るほどのこもはなかったので、ムスメにとっても勉強になることもあると思い、納得の上で引き受けさせていたのだった。

『進路、どうするんだろう。高校行けるのかな…』とその子を思い口にすることもあり、今年も自分に出来ることは引き受けようと考えているのではなかろうか。

 

なにはともあれ、中学3年という大切な一年のスタートである。