文武別道。
春のセンバツ高校野球。
聞くところによると、両校とも野球のみならず進学実績でも成果をあげているらしく、最近はこういう私立高校が増えているそう。コース分けをして学業に力を入れる生徒とスポーツなどの部活に力を入れる生徒と初めから住み分けをしているというのだ。『文武別道』というらしい。
まだまだぼんやりとだが、公立高校志望のムスメの併願私立校を考えてみると、公立高校のように伸び伸びと部活をさせてやれる学校はあまり見当たらない。いわゆる上位校の中でそういった学校を見つけるのはなかなか困難だ。
また、内申点でビハインド状態になっていることから、内申点がダイレクトに合否に反映されない私立専願という選択もあるのだが… 同じ理由でココという学校がない。
比較的自由な校風の学校が多い公立高校へ進学すると、無論自律が求められる。学習面だけを考えると厳しく指導してくれる私立のメリットもあるのだが、本人はそれを望んでいないし、親としても極力本人の希望に沿った進路をと思う。
中学生活を見ていても部活のおかげで充実度が上昇していることは明らかだし、それを取り上げて勉強勉強というのが必ずしも良いとも思えないのだ。
比較的ゆとりのある学校生活を送れる私立高校があるとすれば、大学の付属校や系列校だろう。平素の学習を疎かにしなければ内部進学が可能な学校。
例えば東京近郊のように多くの大学とその付属校系列校が存在する環境であればそれもアリなのだが、如何せんそこまでの選択肢が当地方にはない。
そういった現実も考えつつ、いよいよ中3進級だ。
今日は春期講習で苦手な社会の授業を受けている。特に苦手な地理。少しでも身についてくれるといいが。