ムスメとハハの365日ニッキ

2018年 高校受験を迎えるムスメとそのハハのニッキ。

中2評定、大苦戦。

昨晩は旧友たちと呑んだくれていたためアップしなかったが、ムスメは修了式で通知表を持ち帰っていた。

 

通知表の学年評定はそのまま公立高校入試の際の内申点として反映される。中1:中2:中3=1:1:3 の割合で反映されるので、2年までの評定の入試への影響はさほど大きいものではないとはいえ、今後の努力では変えようのない数字となる。

 

ムスメは真面目な優等生ではなく、生意気に映るところがあるような子で、しかも定期テストの勉強もどこか甘い部分があったりで、1年のときから評定では苦戦していた。

かつ、どうやらムスメの中学の評定、厳しい。中3になると都道府県の統一テストの結果に基づき学校毎に付けて良い評定の範囲が決められるが、中1・2では全体としてのそういった基準がなく、塾の先生に言わせても他校の話を聞いてみてもやはり厳しい評定が付けられているとしか思えない。しかも傾向として5段階の1〜5に比較的満遍なく評定を割り振っているのではなく、極力2〜4に集中するような付け方をしている印象だ。例えば、評価対象を点数化して80点以上を評定5にしている学校が多いのに対し、ムスメの中学は90点以上取らないと5は付かない。結果、1が付く生徒は多くない代わりに、5が付く生徒もかなり限られた人数になってくる。度数分布を見ていても、全体の5%に満たない人数にしか5を付けていない教科が複数ある。

 

というわけで、ムスメのような “そこそこ上位” の子たちは苦戦している。“そこそこ上位” の子が受験するような公立高校だと、満点の評定(評定5×9教科=45点)で受験してくるような子もいるというのに。

いまのところムスメが仮に志望校としている高校の、塾の資料によると合格の目安となる評定に対し、ムスメの中1の学年評定が既にマイナス2だった。

そして中2では、2学期(副教科は評価は前期後期制なので、前期)終了時点で、マイナス4と大苦戦していた。3学期は副教科中心にお尻を叩き、本人も実技テストも含め努力をし、巻き返しを図ったつもりだった。さらに都道府県の統一テストで国語の評定が上がることは確定していたので、最悪マイナス3、副教科で少し稼げたらマイナス1くらいまで持っていけるか、と淡い期待を抱いていたのだが…

 

期待は脆くも崩れ去った。

 

副教科の後期の評定は、見事に全教科、前期よりひとつずつ上がっていた!

が、前期後期通しての学年評定はすべて前期の評定と同等。巻き返しきれなかった。がっかり。

 

そして予想外に、本人が自信を持っている数学の評定が3学期はひとつ下がり、結果学年評定もそれに引き摺られて下がっていた…

確かに学年末テストで失態を繰り広げたのだが、それでも1〜3学期のすべての定期テストと学力テストの平均点はひとつ上の評定の基準をクリアしているはず。ということはそれ以外の平常点が足りなかったのか?

 

ムスメ、数学の教科担当に猛烈に抗議したらしい。

もともとクールというか冷めたところのある子で、こんなこと珍しいのだが… 相当悔しかったのだと思う。結果「確認しておく」との回答。確認していつ返事するんだ? 3学期終わったんだけど??

 

いずれにせよ、親からも確認はさせていただこうと思う。苦情申し立てという意味ではなく、本人が減点要素などないと考えている平常点に問題があるのであればそれを把握し、来年はそのようなことのないように改善しなければならないからだ。

過去にも何度か評価について確認したことがあるが、クレームと認識されないような申し入れをするのはなかなか難しい。けれど本人の進路に影響する評価なのだから、知る権利はあるし納得のいく説明を受ける権利はあると思う。

 

おそらく評定が覆ることは難しいだろうから、ムスメの内申点は中1でマイナス2、中2でマイナス4のビハインドだ。仮にいまの志望校を受験するとして。これを当日点で取り返すには、630点満点で8点分。中3の内申点で取り返すにはプラス2にしなければならない。

模試の結果で推し量ると学力的には十分届くところにいるだけに、この評定問題とは来年も引き続き格闘することになりそうだ。