ムスメとハハの365日ニッキ

2018年 高校受験を迎えるムスメとそのハハのニッキ。

【中3 1学期 中間テスト】5月4日の勉強。

(国語)
・教科書準拠のワーク
・塾のオリジナルプリント

(数学)
・過去問

(社会)
・学校プリント
・教科書準拠のワーク(2回目、重要事項の確認のみ)


教科書準拠のワークは塾で購入しているもの。市販のものではなく、学校もしくは塾への一括販売のみのものだそう。
教科にもよるが、国語は基本的事項が多く、これだけでは対策不十分な印象。例えば読解問題では該当箇所を文章から書く抜くものや、回答の選択肢が設けられている設問が多く、読み取った内容を自力で集約したり、自分の言葉で表現する問題が足りない。

そこで塾で対策プリントが作成されている。おそらくいろんな中学の過去問や問題集などから問題をピックアップしたもので、これでもかこれでとかというほどに設問が並ぶ。
プラス、本文に先生の赤入れ解説付き。

実はこれまで国語はあまりみてこなかったハハ。自らの学生時代は、漢字や文法をおさえて、あとは感覚的なもので解いていた。定期テストや高校入試はそれで乗り切れた記憶。高校では理系選択だったので、国語はまともに勉強しておらず、勉強の仕方がわからない。

というわけで、教えるにあたっての苦手意識はそのままだが、塾の対策プリントはいろんな設問が網羅されていて、かなり役に立つような気がした!

国語は、この対策プリントは時間があれば再度実施。漢字や、学校のワーク・プリント類は(これまた基礎事項中心なので)、テスト前日に再確認。


数学… テスト範囲は、中3範囲の『式の展開』『因数分解』に加え、中2範囲の『確率』を再出題。

中3の代数分野はほぼ問題ない。スピード感をもって集中してミスのないように解く&見直しする ということでクリアできると思われる。

どちらかというと気になるのは『確率』
塾での学習の弊害かもしれないが、経験したことのある問題にはすんなり取り組めるものの、初見の問題に弱い…
過去問をさせてみると(過去問は前年の受講生に提供してもらったものを塾が配布)難しくはないのだがメジャーではないタイプの問題にあたると、なにをどうして良いかわからない様子。

中学数学はある程度パターン学習だと思う。なので適性というか数学的センスというか… があまりなくても努力で克服できる部分もかなりあると考えている。
が、それで身につく思考力には限界があるのかも。パターン学習の先に身につく部分もあるのだと思うが。

どう手をつけてわからない問題と出会ったとき、中学レベルの確率の問題であれば、

1)『六六表』の作成に持ち込む
2)六六表は独立したふたつの事象に関する問題にしか使えないので、それができない問題であれば樹形図の作成に持ち込む

⇒パターン全数と、設問の条件に当てはまるパターン数をカウントし、確率を出す

で解決できるはずなので、とにかく六六表か樹形図を作ってみること、とムスメに指導。
六六表とは、サイコロを2回転がすような、独立したふたつの事象に関する問題で使われるマトリクス表だ。縦、横にそれぞれの事象において発生しうる値を書き(サイコロ問題なら、1・2・3・4・5・6)、縦横の値の組み合わせで結果求める値がどうなるかを表中に埋めていく。網羅性があり、樹形図よりパターンの取りこぼしミスが少ないというメリットがある。


社会はとにかく繰り返して知識を定着化するしかない。ワークは2回目で重要事項のチェックのみだったが、重要語句は95%頭に入っている様子だった。


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テスト勉強中。

窓を開けていると風が心地よい。この部屋の窓はちょうどムスメの中学のある方を向いており、遠くから吹奏楽の演奏が聞こえてくる。

吹奏楽部は来月に大きな演奏会への出演を控えており、昨日今日とうちの中学で、一緒に出演する他校との合同練習をしているとのこと。こんな時期でないと校外のメンバーと合同で練習する機会が取れないのかもしれないが、既にテスト一週間前、所定の手続がない限り部活動禁止の期間だ。3年生の親御さんは気が気じゃないかも。
ハードな練習をする運動部も厳しいが、実はこの吹奏楽部が練習時間が最も長く(運動部と違って体育館や運動場が他の部と競合することがないため)、引退時期も文化祭のある10月と活動期間も最も長いのだそう。


ムスメのテスト勉強の進捗としては、どの教科もざっくりひととおりはテスト範囲をおさらいしたというところか。
ちょうど一週間となった今朝の時点で、これからやるべきことを一緒に棚卸した。細かいスケジュールは決めていない。やってみてここはもう一度繰り返してやるべき、というところも出てきそうなので。

ハハもだいたい教科書やそれに付随するワーク・プリント類、教科書準拠の問題集、過去問などひととおり目を通し、重点的にやるべきところはなんとなく見えてきている。あとは本人と認識合わせをしつつ、というところだ。
放っておくと五月雨式にやってしまいがちな子なので(すなわち計画性に欠ける…)やはりある程度ハハのコントロールが必要と考えている。


しばらく停止していた演奏が、また風に乗って流れてきた。本当にご苦労さまです。


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中3 1学期 中間テスト テスト勉強開始。

カレンダーの関係でそうなったのか、今年は中間テストの時期が早い。

新学年が始まって1ヶ月で中間テスト、しかも間にGWを挟んでいるから、どの教科もあまり授業が進んでいないようだ。

 

結果、

・英語は中1・2で学習した内容からも出題

・数学は中2の最後の単元(確率)からも再度出題

・理科は中2の学年末テスト後に学習した単元(物理分野の熱量・磁界)からも出題、さらに復習用に配られている3年間のまとめワークから指定された範囲で中1の学習範囲からも出題

となった。

英語なんて積み重ねの教科、言われなくても毎回そうでは?と思うけれど。

 

明日からテスト一週間前で部活動は停止。今日は練習に参加する予定だったが、先月末の試合のときにどうやら首を痛めたらしく、今朝も痛みが強かったので参加は見合わせ。

というわけで今日から本格的にテスト勉強開始だが、昨日までの時点で学校から与えられたワーク・プリント類(マル付けまでしてテスト当日に提出する)はすべて完了しており、塾で与えられている教科書準拠の問題集を使って社会の学習に着手したところらしい。

提出物は普段から授業の余り時間や、場合によっては休み時間などにちょこちょこ取り組んでいるので、そういうところは安心ではあるのだが…

 

今朝、社会の問題集を取り組む横で、ハハは理科の問題集をやっていたのだが、どうみても集中してるのはハハの方。ムスメはちょっとやっては立ち上がりウロウロ、またちょっとやっては寝転んでみたり…

そもそも何度言っても音楽聴きながらの勉強を止めようとしない。その方が集中力を高めるという説はあるらしいし、実際ムスメ本人も実感としてそうだと主張しているのだが、、

 

ちなみにハハは、パーフェクトなテスト勉強にお付き合いはできないが、概ね出題内容を把握できる程度にはテスト範囲に目を通している。教科にもよるけれど。

親として、いろんなサポートの仕方があるだろう。勉強に取り組む環境を整えてやることもそうだろうし、学習内容にまで踏み込みはしないけれどこどもと一緒に学習計画は立てている、という話も聞く。

ハハは勉強そのものはあまり苦ではないし、いざという時に教えられるくらいにはしておきたいので… それもまぁ中学のうちが限界だろうが。

 

 

さて、そろそろ午後の勉強時間開始としなければ。

 

部活 地区大会。

多くの運動部では春の公式戦シーズンであろう。

ムスメの部もそうで、その公式戦も残すところ、あと4大会。それが終われば部活引退となる。

 

新チームとなって初めて挑んだ市内リーグでは、総当たり戦で一勝もできなかったチーム。この先どうなることかと思ったが、前回・今回と同等レベルの相手とはそれなりの戦いができるようになってきた。ハハはたまの試合でしか見る機会がないので、見るたびに上達しているのは手に取るようにわかる。

昨日も1回戦は似たようなレベルの学校と対戦し、僅差まで迫られる場面もあったものの、最後は差をつけて快勝。ところが続く2回戦、シード校を下して勝ち上がってきた学校にはまったく歯が立たなかった。

 

レギュラーのメンバーはそれなりに身体能力は高いように思うのだが、スポーツなんてそれだけがモノを言うわけではない。ここからさらに一歩上へ行くには? 強い学校との違いはどういうところにあるのか??

あと3ヶ月、3大会。どれだけの成果を残せるだろうか。

 

 

率直なところ、ここまでハードな部活をやるのはどうかという気持ちはあった。もう少しほどほどのところを選んでおけば良いのでは? と。

かといって、例えば部活をしない選択をしたからといって、その分のエネルギーを勉強に注いだとも思えない。ムスメの勉強振りが十分とも言い難いが、ここにきて、それなりに両立できてきたとは思う。

そしてこの部活をしなければ経験できなかったこと、得られなかったことも多くあるだろう。

 

この先引退までのあいだ、毎月やってくる公式戦。この部としてやるのは泣いても笑っても残り僅かしかないという焦り。暑さが増して奪われる体力。受験色が強くなってくる学校生活。

ここまで苦しい思いをしてやってきた子たちだから、きっとそれも乗り切ってくれることと信じている。どうか悔いのないようやりきってほしい。

評定基準の変更。

家庭訪問時に担任の先生が言い残していった件。

 

 

ムスメの中学の評定は絶対評価の5段階評価で、各学期・各教科の点数(テスト・提出物・授業への取組など)を100点満点で算出、

 

90点以上 ・・・評定5 

70点以上90点未満・・・評定4

40点以上70点未満・・・評定3

20点以上40点未満・・・評定2

20点未満・・・評定1

 

となっていた。

 

ここ何年かで公立高校の入試制度が段階的に変わっていき、ムスメの学年が完全移行する最初の学年となる。

この中学では、絶対評価が導入された当初は均等に20点刻みで5段階評価していた。

成績の度数分布は正規分布に近い山型になることが多いところ、上位層と下位層が二分化されている現状を抱えているこの中学では、ラクダのこぶ型の分布になる。かつ上位層の山を構成する人数の方が多い。

結果、平均点60点程度の定期テストを実施すると、評定4・5が多発する。そのため定期テストを難化して調整すると、今度は下位層がほとんど点数を取れずそちらが問題視されるようになったことから、定期テストの難易度は元に戻し、評定5の基準を上げ、3の幅を増やすという策に出たらしい。

 

絶対評価なのにこのような調整をして、なるべく評定を真ん中あたり、2〜4に寄せるって、なにかおかしくないか?

特に本来4・5が取れるはずの上位層の子たちは、中には努力しなくてもそのような評定が取れる優秀な生徒もいるかもしれないが、多くは日頃の学習も提出物も授業態度も手を抜くことなく努力している子たちなのだ。その子たちの評定を下げるかのようなシステムにはどうしても納得がいかなかった。

二百数十人いる生徒の中で、評定5がついている人数が一桁の教科が複数あるという現状。公立上位校を目指す子には極力評定5に寄せた内申点が求められるというのに。

 

ハハも一般論としてのこのシステムの矛盾について事あるごとに学校側に訴えてきた。他にもそういう保護者もいたんだろうし、それが多少なりとも功を奏したのかどうかはわからないが… 今年度は評定基準をこのように見直す、ということだ。

 

【5教科(英・数・国・理・社)】

85点以上 ・・・評定5
85点未満・・・評定4

(評定4の下限、評定3以下の基準は不詳)

 

【実技教科(音・美・技家・保体)】
80点以上 ・・・評定5
80点未満・・・評定4
(評定4の下限、評定3以下の基準は不詳)

 

入試制度変更の過渡期にあったことから、試行錯誤して申し訳ありませんでしたが、という前置きのあと…

やはり評定5=90点以上 という基準が厳しすぎたこと、特に実技教科においてはこれだけの高基準になると生徒本人の努力が結果に反映されにくい(例えば体育… テストや授業への取組における努力だけでは高評定に至ることが難しく、そこに元々持ち合わせた高い運動能力がないと達成できない)ことから、このような基準に変更する、ということだった。

 

改めてムスメの中2の各学期の評定を見直し、仮にこれがその評定の最低点(評定4であれば70点)であったとして、学年評定を新基準で積み直してみたところ、5段階×9教科=45点満点 の評定が、5〜6上がることになるのだ。そうなると現在想定している公立高校受験に関しても十分な内申点をもって挑めることになる。というか既に他校からの受験生は一般的にそれくらいの内申点で受験しているのだよ?!

ぶっちゃけ、ムスメの成績は一般的には評定5とされるものがことごとく4にされていたのだ。中3になるタイミングで見直しが入ったことを喜ぶべきであろうが、内申点の20%を占める中2の成績を返してくれ!とも言いたくなる。

 

それにしても一番気の毒だったのは、その基準で中3の内申点が確定された先輩たちだ。ムスメの部活の先輩からも、この中学からこの高校を受験するなら平均的と思われた自分の評定が、入学してみて他中学からきた同級生と比べて3〜4くらいは低いことを知り、合格できたから良かったものの少なからずショックを受けた、という話も聞いた。

 

しかしながらこれだけ基準が引き下げられると、もう言い訳はできない。中2の内申点を取り返すつもりで、オール5を目指す気持ちで頑張ってもらいたい。

あと2週間足らずで中間テストがやってくる。

家庭訪問。

昨日は小学校と中学校、ダブルで家庭訪問だった。

 

小学校(ムスコ6年生)に関しては、存じ上げない先生が担任になったので、顔合わせのようなもの。最近の様子について話し、近々予定されている修学旅行で配慮すべきことはないかの確認があって、そつなく終了。

 

中学校、ムスメの担任の先生は2年連続なので、同じ状況の同級生のなかには辞退したご家庭もあったようだが、担任の先生と個別でお話できるのは貴重な機会なので、迷うことなくお越しいただいた。

 

最近の様子についても話をしたが、やはり中3、メインは高校受験に向けての話題となる。まだ明確にということでなくとも、考えている進学先はありますか? とズバリ聞かれた。

いまのところ、聞きかじりの校風や、塾の模試の結果を見て偏差値的に判断しているだけではあるけれど、本人がそれらしきことを言っているのは公立のC高校です、と答える。

これから極力いろんな学校の説明会や体験入学に参加したうえで受験校を決めるべし、という話になったので、C高校より偏差値的にワンランク上のB高校の説明会にも参加するつもりです、と言うと、C高校を考える生徒には是非ともB高校も見る事をお勧めします、ということだった。学校行事や部活動の取り組みにもそれぞれ違いがあるし、C高校の上位学科を目指すべきなのかB高校の普通科を目指すべきなのかも熟考すべきだとのこと。この上位学科というのが偏差値的に普通科より上であるということだけでなく、学校によっては特色の強い授業をしていたりもするので、果たしてそれが本人に向いているのかどうか。

またC高校より偏差値的にワンランク下にあたるD高校を選択するとなると、ここはかなり特徴的な2学科を有する学校で、それぞれまったく系統の違う学科であるので、第二志望学科への回し合格を希望するかどうかも考えておくべき、という話も。B高校もC高校もD高校も人気が高く、倍率も例年かなりのものになっているため、併願私立も十分に検討して受験校を決める必要があること… 特に私立は学校によるカラーが強いので、ここで選択を誤ると苦しい高校生活が待っている可能性もある、ということも。

 

かなり踏み込んだ話をしてくださったので、やはり来ていただいて良かった… と、次のご家庭へお見送りしようとしたところ、ふと昨年度末の数学の評定における一波乱を思い出し、その節はお手数をおかけしました、と申し上げた。こちらとしては評定に対する不満を言いたかったわけでなく、ムスメに評価やひいては先生に対する不信が募ってはいけないと思い… と言い始めると、それは絶対に言っていただいた方が良いのです、と心強いお言葉。

相当しっかりされた先生なので、保護者への対応も心得ているのかもしれないが。

 

そしてその評定について、大切な話を公表に先んじて教えていただいた。その話はまた改めて書こうと思う。

公立高校 学校説明会。

公立高校の学校説明会についても、そろそろ日程が公開され始めているようだ。

 

B高校。いまのムスメにとってはチャレンジ校といえるだろう。

けれどあえてそういう学校から見せて、ココに行きたいという気持ちが芽生えれば… と思うと、現実路線から見ていくよりは一発目としてはむしろ良いのかも。

 

このB高校の第1回説明会、昨年はC高校(現時点の仮の志望校)のと日程が重なっていた。かつ今年は塾の入試分析会とも重なっている。部活の公式戦もある時期だ。

参加できるかどうかグレーではあるが、エントリーしておかないと参加できないため、まずは申込をと考えた。

申込開始は5月1日から。ムスメにはLINEで極力予定を空けておくように、と知らせておく。

 

暫くして学校から帰宅したと思われるムスメから来た返信は

『○○ちゃんも一緒に行くってー』

というものだった。

 

このおともだち。前記事のいつも余裕のあるお母さんのお子さんである。

にわかに胃が痛み始める(苦笑)

 

それにしてもムスメは無邪気なものだ。どこの高校の説明会に参加するかで、ある程度学力が露呈することになるというのに。こういうのってお互い牽制し合うものではないのか?

 

説明会当日は部活見学も行われるため、同じ部活のおともだちと参加するのは好都合だし、仮に仲の良い友人と同じ目標に向かって共に切磋琢磨することになれば、それも素晴らしいことだけど。

 

とりあえずハハは作り “余裕の笑み” で当日に臨めるよう、がんばる。